きっかけ
こんにちは、ひじきです。
2021年夏に「一度きりの30代後悔したくない」と思って仕事を辞めてから、妊活と向き合うまでに約半年かかりました。
きっかけをくれたのは一人の友達です。
大学時代は毎日一緒にいたけど、就職してからはなかなか会えずにいました。
会社を辞める4か月前、私から連絡を取ったことを覚えています。
実際にその子に会えたのは、退職してからでしたが、会ったときに「今までよく頑張ったよお疲れーーー!!」と言ってくれて、私のことを心配してくれていたことや、応援していてくれたのを感じて、涙が出るほどありがたく思いました。
同時に、就職してからの約10年、数える程度しか会えていなかったことに気づきました。以来、会えなかったここ何年か分を取り戻すように、今は月1回のペースで会って、通称〔おしゃべり会〕で近況報告をし合っています。
2021年の冬、退職してから何度目かのおしゃべり会で、ふと、友達が幼いころに大病をした話を聞きました。友達の言葉からは、私に告白することも随分悩んで話してくれたことが伝わってきました。
すでに病気は治っているので、そこは本当に良かったと思いましたが、今でも自分の体と向き合っていることを知りました。不調があれば病院へ通う、自分の体と向き合う勇気があって強いな、と心から思いました。
というのも私、自分の体とちゃんと向き合うことを避けてきました。
特に、就職してからはほったらかし状態で、仕事にかまけて暴飲暴食・寝不足は当たり前・・・とても健康的な生活ではありませんでした。
さらに、婦人科系の心配もありましたが、何年もろくに病院に行かないで放置してました。
もともと肥満体質、ストレスをため込みやすい性格の私は、
高校時代に生理が止まったことがありました(おそらく部活のストレスです)
検査の結果で、(何の数値かは忘れましたが)先生に「おばあちゃんの数値になっているよ。閉経前の女性の数値だから、少し薬を飲みましょう」と言われました。
その後、少しの間ピルを飲んでいましたが、部活も忙しいのと当時ピルについての正しい知識がなかったので、まじめに通わずそのうちやめてしまいました。
社会人になってからも、生理不順でした。毎月くるときもあれば、何ヶ月か止まってしまうこともありましたが、高校時代の経験からか「まぁ大丈夫だろう、そのうち元に戻る」と軽く考えていました。
それでも、仕事を辞めるまでの間に、2~3回婦人科を受診した記憶があります。
2019年春、生理中の出血が明らかに多くて不安になったので近くの産婦人科を受診したところ、先生からは「検査の結果は、多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)だね。まぁ体重を落とせば元に戻るから。またおかしくなったら来て。」とだけ言われたことを覚えています。
その先生曰く、”痩せれば元に戻る”
太っている私が病院に行っても、またそう言われるだけ。
こんな風に解釈していました。
その間にがん検診のお知らせの通知なども届いていましたが当然のように先延ばしにして、自分のからだと向き合う勇気が持てないまま、気づけば2年以上経ち、2021年の冬を迎えていました。
「30代後悔したくない」と思った理由の一番大きな理由は「夫との子どもが欲しい」
それなのに、仕事を辞めてからも病院に行く勇気がなくて、いろいろと自分に言い訳をしていました。
そんな中2021年冬、友達の勇気ある告白のおかげで「このまま放置してちゃだめだ」
強くそう思ったのを鮮明に覚えています。
次の日記では、ようやく病院に行った時の話を書こうと思います。
ひじき